免許が取れたら実際に小型船舶を買いたい!保管場所と必要な手続き

ボート免許の試験に合格して免許が取れたら、実際に総トン数20t未満の船舶を操船することができるようになります。レジャーボートや漁船などの小型船舶を入手したり保管をするためには、しかるべき手続きが必要です。総トン数が20t未満の小型の船舶は、小型船舶の登録等に関する法律に基づいて日本小型船舶検査機構(JCI)に登録手続きをすることで所有権を明らかにすることができます。JCIに登録して小型船舶登録原簿が作成されると、船舶を航行に用いることができるようになります。この書類は、自動車の車検証に相当するものであると考えることができます。

小型船舶登録原簿には、登録対象船舶の種類・船籍港・大きさ(長さ・幅・深さ)・総トン数・船体識別番号(HIN)・推進機関の種類と型式・所有者の氏名・登録年月日・船舶番号の9項目が記載されます。新たに船舶を購入または譲渡されて入手した場合には、小型船舶登録原簿の船籍港と所有者の情報を書き換える必要があります。販売店または海事代理士などの代理人を通して登録の手続きを代行してもらえますが、その前にオーナーがやるべきことは保管場所を確保することです。

小型船舶を入手した際は必ず適切な保管場所を決める必要があり、保管場所が新たな船籍港となります。登録対象船舶の保管場所を決めたら、船籍港のある地域を管轄するJCIに登録手続きを行う必要があります。船籍港が決まったら、船の所有者は代理人に登録手続きを依頼することができるようになります。

船舶の所有者は、マリーナなどの適切な保管場所を確保することが義務付けられています。船舶の保管場所に登録することができるマリーナについては、(社)日本マリーナ・ビーチ協会のサイトで確認することができます。小型船舶をマリーナに係留したり陸上で保管する場合には、入会手続きをして入会預り金と年間艇置場を支払います。年間艇置場というのは、自動車の月極駐車場の料金と同じように場所を借りるために支払う費用です。年間艇置場は船のサイズごとに決められていて、数十万~百万円に設定されているケースが多いです。

総トン数が20t未満の船舶であれば、保管場所を確保してから海事代理士などに依頼して小型船舶登録原簿の記載事項の書き換えをすれば必要な手続きが完了します。ちなみに総トン数が20tを超える船舶の場合はJCIではなくて法務局に登記する必要があり、不動産物件と同じように扱われます。