自動車やバイクを運転するためには免許を取得しなければなりませんが、一定以上の出力の動力付き船舶を操船する際も免許が必要です。水上オートバイや小型船舶を操縦する場合には小型船舶操縦士免許が必要で、一級・二級・特殊の3種類があります。二級小型船舶操縦士には海以外の河川や湖に限定される、湖川を選択することも可能です。

いろいろな種類のテキスト

ボート免許試験を取得するためには、船舶免許教習所で学科・実技試験が免除されるコースを受講するか、学科・実技の国家試験を受験して合格する方法があります。国家試験が免除されるコースを受講すると10万円以上の費用がかかりますが、独学で勉強して試験を受ける場合は数万円程度の費用で免許が取得できます。学科試験対策については、自分で参考図書や問題集を購入して勉強することが可能です。実技試験対策は知り合いなどでボートを持っている人から指導してもらうことができますが、一部の水域は免許を取得していない人が操船をすることが禁止されています。

独学で勉強してボート免許試験を受験する場合には、一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(JMRA)に受験出願をする必要があります。試験内容は学科・実技・身体検査の3つで、身体検査は視力や色覚テストが行われるという点で自動車の運転免許と似ています。

ボート免許試験を受験する場合には、最初にJMRAの公式サイトで試験日程を確認して受験希望日を決める必要があります。受験希望日が決まったら、居住地を管轄するJMRAの窓口に必要書類と受験料を窓口で提出するか郵送して出願します。出願書類はJMRAの窓口で受け取るか、返信用の封筒を送付して自宅に送ってもらうことができます。JMRAの窓口に行けば、無料で出願書類を入手することができます。

出願に必要な書類は、本人の顔写真(縦45mm×横35mm)を貼った申請書・本籍が記載された住民票の写し・操縦免許証または海技免状のコピー(他のボート免許を取得している人のみ)です。試験開始期日(学科試験の日程)の20日前から7日前までの間に、JMRA窓口に申請書類を提出します。独学で勉強してボート免許を取得する場合は学科・実技・身体検査を受ける必要があり、受験料は21,250円(二級湖川)~28,950円(一級)となります。事前に市役所か区役所で住民票の写しを交付してもらう必要がありますが、免許証に本籍地と住所が印字されるので本人確認書類としても利用できます。